イベント情報

  • 一般社団法人パーソナルサポートセンター

【開催報告】2025年度 日本郵便年賀寄付金助成事業:就労支援シンポジウム ― 多様な人材に寄り添う企業とともに、“長く働き続ける”ために必要なことを考える ―

【開催報告】2025年度 日本郵便年賀寄付金助成事業:就労支援シンポジウム  ― 多様な人材に寄り添う企業とともに、“長く働き続ける”ために必要なことを考える ―

仙台市の「ハーネル仙台」にて、就労支援に携わる自治体・各分野の専門家(弁護士・司法書士など)・企業の皆さま、そして一般の来場者の方々など約80名をお迎えし、シンポジウムを開催いたしました。

今回のテーマは、「相談者が長く働き続けるための支援と企業連携」

現場の熱気あふれる当日の様子をご報告します。

主な登壇者

  • 【アドバイザー】Aʼワーク創造館(大阪地域職業訓練センター) 副館長 西岡正次氏
  • 厚生労働省 社会援護局地域福祉課 課長補佐 武田遼介氏
  • 企業応援センターかわさき 所長 荒木伸義氏
  • 協力企業3社(株式会社日本オイラービルサービス、株式会社ロジコム、株式会社ひまわり)の担当者
  • 自立相談支援部部長、企業支援チーム主任

 

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基調講演:川崎市に学ぶ「短時間雇用プロジェクト」

講師:企業応援センターかわさき 所長 荒木伸義 氏

川崎市で進められている、障害や病気を抱える方が「まずは短時間から」無理なく仕事を始め、継続できる仕組みについてお話しいただきました。行政・企業・支援機関が三位一体となって支えるこのモデルに、会場からも大きな関心が寄せられました。

 

【講演のポイント】

  • 短時間雇用は、これからの時代の「多様な働き方」の大切な選択肢であること
  • 職場の中に理解者(キーパーソン)がいることが、定着の大きな鍵になること
  • 支援機関は「就職」だけでなく、その後の「継続」にこそ力を入れるべきであること
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企業支援・職業紹介チームの取り組み

当法人の就労支援を強化する目的で編成された「企業支援・職業紹介チーム」からは、これまでの活動の振り返りと成果を報告いたしました。

「自立相談支援機関だからこそできる支援とは何か?」をモットーに、以下の取り組みを標準化しています。

  • 職場見学や体験のステップ化(ミスマッチの防止)
  • 協力企業の皆さまと連携した、一人ひとりに合わせた職場体験の実施
  • 就職後(3か月・6か月・1年)の丁寧なフォローアップ
  • 助成金活用などの企業向けサポート

 

そして「私たちにしかできない支援」を模索する中で、課題とともに今後の進むべき方向も見えてきました。

これらの活動を通じ、相談者の定着率向上や、企業側の理解が着実に進んでいることを共有しました。

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協力企業3社による実践報告

日頃から多大なるご協力をいただいている3社(株式会社日本オイラービルサービス、株式会社ロジコム、株式会社ひまわり)の担当者様より、現場での具体的な工夫をお話しいただきました。

 

企業担当者様からの声

  • 「事前に職場体験をアレンジすることで、お互いの相性を確認でき、ミスマッチが減った」
  • 「支援機関が間に入ってくれるからこそ、安心して受け入れができる」

 

企業と支援機関が手を取り合うことの意義を、改めて再確認する貴重な機会となりました。

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おわりに

今回のシンポジウムを通じ、誰もが自分らしく働き続けるためには、「柔軟な働き方の選択肢」「企業の理解」「継続的なフォロー」、そして何より「行政・企業・地域の支援機関との連携」が不可欠であることを再認識しました。

パーソナルサポートセンターは、これからも企業支援チームの取り組みを強化し、地域全体で皆さんの「働く(就労と定着)」を支える仕組みづくりを進めてまいります。