お知らせ

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コミュニケーション講座~自分史について~ を開催しました

就労準備支援センターのプログラムの一つにコミュニケーション講座があります。
今回はCDA(キャリアカウンセラー)の資格を持つわんすてっぷの相談員が講師となり
“自分史”についての講座を実施しました。

自分史というと、「おじいちゃんが作っていたような・・・」というイメージがあるかもしれませんが、
最近ちょっとしたブームで、自分史活用アドバイザーなんていう資格もあるんです。

開始前は、「自分史」=「自分の歴史」? むずかしそう・・・。
そんなイメージがあるのか、硬い表情だった参加者のみなさん。

「今日は自分史を書いてもらうとか、何か書いてもらったりする作業はありません。
自分史がどんなものなのかを、私の話を聞いて、知ってもらえたらと思います。」

この一言でホッとした表情になり、講座が始まりました。
基本的な書き方の説明と共に、具体例として講師自身が作成した自分史を見ながら講座は進みます。

自立相談支援事業従事者養成研修に参加しました

自分史をつくる・続けるためのコツは

  • 誰かに出すために作るものではない。知らせる必要もない
  • 自分が作りたい気持ちの時に作れる
  • 自分自身の棚卸をすることで自分の強みをみつける(自問自答する)
  • やりたくないと思ったらやめて構わない
  • 無理に思い出して書かなくても、過去のニュースや昔の写真を見るのもいい

自分史を作ろうと気合を入れて考えると難しくなってしまうので、
楽しかったこと、うれしかったことを書きだして、
「◎」「○」「△」「×」などの記号を使ってもいいそうです。

講師自身が書くきかっけとなった出来事や、ポイント、
自分史を書くことによって、自分らしさや未来について考えることができた、
などの話も聞くことができました。

参加者からはこんな感想がありました(一部抜粋)

  • 自分史というものを初めて知った
  • 楽しかった思い出を考えると気持ちが落ち着く
  • 時系列ごとに宝探しをするように見つけていけたら、おもしろいのかもと思った

あらゆる情報とメディアにあふれかえっている現代、
自分自身を見つめる時間をつくって、未来について考えてみるのもいいかもしれませんね!