お知らせ

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(株)石黒建築工房さんへ行ってきました

注文住宅?リノベーション?事務所にカフェが併設?
どんな場所なのだろうと、参加者みんなでわくわくしながら事業所見学に行ってきました。

今回、見学させていただいたのは、国道4号沿いにある特徴的な銀色のドーム屋根のある「元焼肉ひがしやま」をリノベーションして本社として構える、ものづくり会社の「株式会社 石黒建築工房」さん。

(株)石黒建築工房さんへ行ってきました

出迎えていただいたのは、髭とベストが特徴の石黒社長。
事務所に併設されているものづくりカフェの「CafeCraft(カフェクラフト)」や、
一般の方に大工の仕事や技術を社長自ら教えている「手づくり家具工房」などを案内していただきました。

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石黒社長は、
「お客様の顔の見えない販売住宅では、お客様との心の繋がりをつくれない。
直接ご家族の声に耳を傾け、これしかないという家を共につくってこそ我々が取り組む職業である」
とおっしゃっていました。

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なかでも印象的だったのはこの一言。
「社員にも良く言っているのが、人との繋がりを切らないように…」

石黒社長は、アクティブにそして常に自分に正直に人生を歩んで来られた方です。
建築とは異なる専攻を修学するも自分の興味を優先し、大工に弟子入り。
仕事の苦労などから辞めたいと思ったこともあったそうですが、
師匠と真剣に向き合い、続けることを決意。その後、リフォーム会社を経て独立。
自ら会社の建築のチームを牽引し「暮らしを楽に、楽しくする、あなただけの家」をモットーに
いえづくりを一つひとつ丁寧に取り組んでいます。
現在、大工の弟子時代に思い描いた「夢」でもあった“工房のあるカフェ”では、
一般の方へ大工の技術を活かした暮らしをカスタマイズする楽しさを伝えています。

(株)石黒建築工房さんへ行ってきました

石黒建築工房さんでは、建築の設計から施工における核になる部分の全てを自社で行っています。
というのは、お客様からの細かなご依頼や、希望に対応するには、
チームワークと十分な仕事の共有が必要だからだそうです。
正社員の若手大工もおり、社会保険も完備しているため、
職人を一生涯の仕事とし、安心してやりがいを持って続けられる体制をとっています。

(株)石黒建築工房さんへ行ってきました

社内では、社長の方針でお客様の希望や想いに寄り添い、それをカタチにする万全の態勢が整えています。
そして、スタッフそれぞれの技術や能力を最大限に活かしながら進めているそうです。

ゆっくり、丁寧に、共につくりあげる「いえづくり」や、カフェでの「ものづくり」を通して、
スタッフ同士はもちろんのこと、お客様とも「家族のように」何でも相談していただける関係を
この場所で築けたらと石黒社長は考えておられるそうです。
それは、社長がまだ社長ではなく、「一人の弟子」だった修行時代から大切にする
「人とのつながりを切らない」その姿勢からこれまでに繋がっているような気がします。

相談に来る方の生活再建のお手伝いをするため、いろいろな機関と協力し、
「入口」から「出口」までワンストップで寄り添いながら支援をする当センターに似ているかも。
そんなことを感じた事業所見学でした。

(株)石黒建築工房さんへ行ってきました

今回、事業所見学に参加したのは、就労準備支援センターを利用している7名。
それぞれが目指す自立した生活や目標があります。
いろいろなお話を聞いて、みんな刺激を受けながら帰路につきました。

「人とのつながりを切らない」で支援していきたい。
年の初めにそんなことを想うと、一層気が引き締まります。

最後に、ご協力いただいた石黒建築工房のみなさん、
本当にありがとうございました!

なお、今回の事業所見学について、石黒建築工房さんのブログにも掲載されています。
スタッフさんの想いなども書かれているので、ぜひご覧ください!

>>『わんすてっぷ』の皆様が会社見学にいらっしゃいました。