お知らせ

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自立相談支援事業従事者養成研修に参加しました

生活困窮者自立相談支援事業では、多様で複合的な課題を有する生活困窮者に対し、包括的かつ継続的な支援が適切に行えるよう、平成26年度より国が支援員の人材養成研修を行っています。

この生活困窮者自立支援制度人材養成研修は、
「自立相談支援事業従事者養成研修」
「就労準備支援事業従事者養成研修」
「家計相談支援事業従事者養成研修」などに分かれており、
今回、自立相談支援事業従事者養成研修の、
「相談支援員養成研修」に参加したので、その一部をご紹介します。

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「自立相談支援事業従事者養成研修」は神奈川県の湘南で開催されました。
湘南といえば“海”!とても自然豊かな場所で3日間、研修を受講してきました。

研修の参加者は全国各地から集まった相談支援員で、グループワークが中心です。同じような規模の自治体ごとにグループに分かれ、それぞれの取り組みや悩みなどを共有しながら、課題について考えます。

その中に、親子3人の支援の開始から終了まで一つのケースについて考えるものがありました。
さまざまな意見が飛び交う中で、特に白熱したのが支援の終了時期はいつにするかということです。

「登校拒否だった子供が高校に行けるようになった時期で終了してもよいのでは?」
「父親が働き出した時期で終了ではないか」
「母親が笑顔になって明るい家庭を取り戻すまで支援は続けたい」

などなど、支援員一人ひとりの想いや考えを出し合いました。

自立相談支援事業従事者養成研修に参加しました

全国の相談支援員が集まる場は多くありません。今回いくつものケースをもとにグループワークという形で、意見や思い、事例を共有することができ、いい経験になりました。
今後もさまざまな研修に参加し、よりよい支援に活かしていきたいと思います。