お知らせ

2016.08.24
魔物と壁

リオ五輪が終わり、日本は史上最多41個のメダルを獲得。
選手は数々の名言を残していますが、中でも体操男子の内村航平選手が語った、
あるニュース番組でのインタビューには印象深いものがありました。

内村選手は、先のロンドン五輪では、
個人総合で金メダル、団体総合で銀メダルを獲得しましたが、
得意の鉄棒やあん馬で落下したり、着地が乱れたりと、
本来の演技が出来ず「オリンピックには魔物がいた」という言葉を残していました。

「魔物を倒しに行くリオだと勝手に想像していた?」とインタビュアーに訊かれ、
「ここ2年くらいで魔物の正体は何だったんだろうと、本当にたまに思って、
辿り着いたところが自分で作り出したものだったんじゃないか」と思ったそうです。

体操界におけるキングの弱い一面を見てしまったという衝撃と共に、
周囲と馴染めない『壁』がある、と悩みを抱える相談者の方々を思い出しました。

『オリンピックの魔物』も『見えない壁』も共通するものがあるのでは…
風呂上がりの缶ビールと枝豆をつまみに、そんな想いに耽る晩夏の夜でした。